葉酸不足による先天性異常 : 二分脊椎症とは?

二分脊椎症とは妊娠3週頃までに神経管がうまく形成されない事による先天性の障害です。症状としては、脳がうまく形成されず、流産や死産のリスクが出たり、脊髄が本来あるべき脊椎の中にないために様々な神経障害が発生するなどの可能性があります。近年の発症確率は新生児2000人に対して1人とも言われ、妊娠時には気にしておきたいリスクの一つです。
この二分脊椎症は厚生労働省の発表によると、葉酸を通常の食事のほか、1日に400μg摂取することでそのリスクを下げることができるそうです。ただこの葉酸は、生のレバーや野菜、柑橘類に含まれているものの、水溶性ビタミンの一種ですので、茹でたり調理したときにその一部が失われてしまいます。また、食物から摂取しようとしても吸収率があまりよくないため、体には50%程度しか残らないそうです。そのため、食物から摂取するよりもサプリメントなどの健康補助食品から計画的に摂取することが必要と説明されています。サプリメントは栄養素の構造が普段から口にする食品とは異なっており、体にも残りやすいそうです。
このことから妊娠を計画している頃から葉酸サプリメントを計画的に摂取することが必要です。